
ミニ四駆MSフレキシブルマシン製作
MSシャーシ強化ギヤカバー加工
MSシャーシ強化ギヤカバーの加工です。
今回は黒(パーツNo.15363)を使用しますが
お好みの色を使って頂いて構いません。
最初に”X”状になった箇所を
少しでも軽い方が良いので軽量化狙いでカットします。
ニッパーとデザインナイフ、ヤスリで仕上げます。
続いてフロント側の加工。
下写真で赤丸にて囲った部分をカットします。
左右に爪状に飛び出した部分です。
カットラインは上部ナットが乗る面の両サイドに合わせる形で問題ありません。
ニッパーでカットしヤスリで表面を仕上げます。
リア側もいらない部分をカットしてしまいます。
下写真で赤丸で囲った部分。
ここもニッパーでカットし表面をヤスリで仕上げます。
続いて電池ホルダーに電池抑えのスポンジを貼り付けます。
ブレーキスポンジ1mmを貼り付けます。
大きさは7mm×10mm程度。
ミニ四駆が走行中に電池がグラグラ動くのは好ましくないため
スポンジを張って電池暴れを無くす目的です。
これはブレーキスポンジを貼り付けるだけで簡単なのでやった方が良いと思います。
続いてカウンターギヤ暴れ防止対策を施します。
この加工は必須ではありません。
今後、ミニ四駆MSシャーシの駆動について記事にする予定です。
その内の一つがMSシャーシ・強化ギヤカバーにも施すのでここで紹介します。
材料はミニ四駆キャッチャー(パーツNo.15474)
大きな部品を作る訳ではないので、30mm角程度に切り出します。
ミニ四駆キャッチャーの厚みはノーマル状態で0.6mm。
その0.6mmをヤスリを使って半分の0.3mm程度の薄さにします。
0.3mmの薄さにしたキャッチャーを
0.8mm×1.6mmサイズにカットします。
(とっても小さいですね・・・)
4個使いますが、紛失しやすいので複数用意した方が良いです。
キャッチャーで作ったパーツを
MSシャーシ・強化ギヤカバーの裏に貼り付けます。
貼り付ける位置は下写真を参照ください。
瞬間接着材を使って貼り付けるのですが、注意点があります!
*貼り付ける面はヤスリを当てた面を接着面にしてください。
ヤスリで削った面は表面が若干荒れており接着後はがれ難くなります。
*貼り付けるのはカウンターギヤのシャフト部のみ!
上の写真は貼り付けた部分の拡大になります。
こちらはリア側の拡大となりますが、右側半分に貼り付けています。
(フロント側は反対に左側半分となります)
この加工は厚さが厚かったり、張る位置がモーター側に寄ったりしていると
MSシャーシ・強化ギヤカバーが浮いてしまう不具合となります。
加工目的は走行中のミニ四駆・カウンターギヤ上下動を抑制するためです。
別記事でMSシャーシ・駆動系について今後書くつもりですが
ミニ四駆では駆動系がとても重要なポイントとなります。
駆動系の話は加工がとても細かい内容ばかりですが、
やらないよりやった方が効率よいマシンに仕上がると思います。