
ミニ四駆MSフレキシブルマシン製作
ホイールシャフト選別&ホイール組付け
前回製作した中径ローハイトホイール&ハーフタイヤをミニ四駆マシンに組付けていきます。
ホイールシャフトにも長さや種類が幾つかありますが今回のMSフレキシブルマシンには下記2点を選びました。
・72mm中空ステンレスシャフト
パーツNo.15297 数量:1 定価:180円
・72mmブラック強化シャフト(4本)
パーツNo.15417 数量:1 定価:200円
長さについてはホイール貫通作業時にもご説明しましたが72mmを使用。
前輪は強度があるブラック強化シャフト、後輪は中空ステンレスシャフトにします。
前輪はジャンプ後の着地やコースアウト時に衝撃を受けるため強度を求め、
後輪は少しでも軽量化するために中空ステンレスとしました。
このホイールシャフト、お店で新品を購入しても歪んでいるものが大半です。
見た目まっすぐに見えても歪みが出ており、タイヤ軸となるパーツだけに極力まっすぐなものを使用します。
シャフト選別作業は電動リューターにホイールシャフトを刺し高速回転で回してみます。
その際に出来るだけブレの少ないシャフトを選んでマシンに組み付けています。
シャフト選別作業は他に鏡を使ったり、シャフト選別治具が販売されたりしています。
こだわり出すと購入した新品シャフト全部駄目なんと事になりますので、多少の妥協は必要かと思います。
ブラック強化シャフトが・・・
もう少し品質あげてもらえるといいのですが(愚痴っちゃいました)
シャフト選別が済んだらフロントとリアユニットにボールベアリングを組み付けます。
ベアリングチューンの記事紹介したマイクロロン処理済の620ベアリングを4個使います。
この際にベアリング外輪の外周部をヤスリで少し傷つけておきます。
傷をつける事でベアリングが外へ出てきてしまうので少しでも抑制出来ます。
下の写真は傷をつけた620ですが、見にくいですね・・・
ベアリングを前後ユニットに組み付けたらホイールシャフトを通します。
僕はシャフトの真ん中にマジックで目印をつけています(36mm地点)
当初このマシンはギヤ比4:1のハイスピードギヤを搭載し高トルクマシンにするつもりでしたが、エースマシンとして仕上げたくなり超速ギヤ(3.5:1)かハイスピードEXギヤ(3.7:1)にしたくなってしまいました。
スパーギヤについてはピンクを使用する事にします。
センターシャーシに繋いだ状態が上写真となります。
続いてシャフトにホイールを嵌めていきます。
僕はホイールが直接ベアリングに触れて抵抗になるのを少しでも軽減するためにベアリングワッシャーを間に入れています。
まっすぐ嵌めるのですが一度に入れず、軽く嵌った状態でタイヤを回してみます。
その際にタイヤの回転がブレているようでしたら一度抜いて60度向きを変えて刺しなおします。
ホイールのシャフト穴は六角形状となっており60度×6角=360度となり
6ヶ所刺し直しながら一番ブレが少ないところを決めて奥まで差し込みます。
*目一杯差し込むとかなりの抵抗となってしまいます。
*タイヤを左右に動かして0.5mm程の遊びがあるようにセッティングしましょう。
上の写真がタイヤを装着したマシンになります。
(飛び出したホイールシャフト、何とかしなければ・・・)
何となくミニ四駆マシンらしくなってきました!
最後までお読み頂きありがとうございます!