
ミニ四駆MSフレキシブルマシン製作 フロント提灯ユニット用リフター
出来上がったMSフレキマシンをミニ四駆コースで走らせたところ・・・
コースアウトするのが度々発生してしまいました。
あれこれ色々と試したのですが、劇的に変わる事はありませんでした。
今まで製作したMSフレキマシンはコースアウトする事もほとんどなく完走。
比較してみると・・・
今回のマシンにはフロント提灯ユニットのリフターを設置していませんでした。
フロント提灯ユニットの動きを補助するリフター
提灯ユニットの広がる動きをリフターを設置する事で補助します。
フワッ、フワッと提灯ユニットが広がり、ATバンパーと連動します。
ポリカボディを作った際の切れ端を使います。
幅は9mmほどあれば問題ありません。
フロント側の底面、スパーギヤ部に1.7mmの穴を開けます。
下写真の赤丸の位置です。
*2mmのビスで固定するので、必ず1.7mmにします。
続いて固定用ビスを加工します。
底面に配置するビスなのでトラスビスを使いました。
そのままでは長いのでニッパーを使ってカットします。
首下が未加工:4mmなので半分の2mmにします。
長いままだと固定したビスが突き出てスパーギヤに当たってしまいます。
ポリカボディ切れ端には2mmの穴を開けておきます。
スプリングステーユニットとフロントユニットの隙間へポリカボディ切れ端を通します。
先ほど短くしたトラスビスで固定します。
*固定は絞めすぎないように注意しましょう
*ボディ側の肉が厚くないので絞めすぎると、ネジが効かなくなってしまいます
グルっとポリカボディの切れ端を回して、フロント提灯ユニットに固定します。
この際の注意点は、適度にたるみを持たせる必要があります。
短すぎると提灯ユニットの広がる量をを制限してしまいます。
(実は今回僕、この事を忘れており作り直しとなりました・・・)

フロント提灯ユニット用リフター
たるみを持たせる目安として、フロント提灯ユニットが広がった状態で固定位置を決めると間違いがありません。
提灯ユニットに搭載するウェイト量にもよりますが、
このリフターは幅を細くすれば補助する力も弱くなり、また2枚重ねる事で補助する力を強くする事も出来ます。
でっ!
このリフターを搭載した僕のMSフレキマシンはどうだったかと言うと
フロント提灯ユニットがパカッ、パカッ開いてATバンパーと連動し、ローラーに強烈なスラスト角が付きコースアウトしにくくなりました!
でもこのリフター、実は弱点があります。
樹脂製のため”へたり”がきて弱くなったり、最悪割れてしまいます。
その為予備パーツとして同じものを作っておくことをお勧めします。
今回も最後までお読み頂きましてありがとうございます!