
ミニ四駆MSフレキシブルマシン製作
オートトラックバンパー(ATバンパー)製作①
今回からオートトラックバンパー、通称ATバンパーを製作します。
ATバンパーの魅力については長くなってしまいそうなので別記事にしようと思います。
僕的には数あるギミックの中で、トップクラスの性能だと思っております。
今回のATバンパー製作は完成するまでに工程や注意点が多いので、
写真多めの記事で行きます。
まずATバンパー製作に必要となるパーツは
・スーパーXシャーシ・FRPマルチ強化プレート
パーツNo.15242 数量:1 定価:200円
・FRPフロントワイドステー(フルカウルミニ四駆タイプ)
パーツNo.15472 数量:2 定価:260円
*上記数量はATバンパー1式分です
*今回フロント、リアに搭載する為2式平行して製作します
まずスーパーXシャーシ・マルチ強化プレートを下写真のようにカットします。
これがATバンパーのベースになります。
リア用は未加工。
フロントのみ中央近くの下に張り出した部分をカットし整形します。
続いて下写真の赤丸を穴拡張します。
ドリル径2.5mm(100均で売ってます)を使いました。
フロントとリアで拡張する穴位置が違いますので注意して下さい。
2.5mmで拡張した穴の外側のみハトメをカシメて取付します。
注意点はハトメのツバ向きが左右で同じになるようにします。
ハトメのツバがある方がATバンパーベースの上になります。
ハトメのカシメやり方については下記を参照下さい。
ハトメのカシメ方①
・ハトメを穴に入れる
・ツバが無い方から皿ビスを入れる←向き注意!
・ツバがある方にナットを入れる
・ギュッと締め付ける
皿ビスでカシメた状態が上写真です。
ハトメのカシメ方②
・ツバが無い方からトラスビスを入れる←向き注意!
・ツバがある方にナットを入れる
・ギュッと締め付ける
上写真がトラスビスでカシメた状態。
綺麗にカシメされて、まず取れてしまう事はありません。
このハトメのカシメは可動する部分に良く使える手法です。
続いてツバ付真鍮スペーサーを加工します。
FRPの板厚は約1.5mmなので、ツバ下から1.4mmになるようにカット、均します。
僕は電動リューターでカット後、ヤスリで調整しました。
小さなパーツの加工となるので、爪楊枝に刺して作業すると楽です。
カットする長さが長くても、短くてもダメ。
またカット面は平らにします。
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上で作ったツバ付真鍮スペーサーを中央近くの穴に圧入します。
2.5mmで拡張した穴を2.9mmまで更に広げます。
3mmだと緩くなってしまうので注意。
僕は2.9mmのドリル持ってないので、丸棒ヤスリで加減しながら拡張しました。
軽くハンマーで叩いてやっと入るくらいがちょうどいいです。
この真鍮スペーサーは緩んだり外れたりさせたくないので、ツバが無い下側から瞬間接着剤3SをFRPの間に少量塗布し固定させます。
続いて左右ローラーベースの可動ストッパーを設置します。
まずフロント側から。
2mmキャップスクリュー(25mm)を下から刺して、6mmアルミスペーサー、小ナットを入れて締め付けます。
キャップスクリューの頭がストッパーの役割をします。
またフロントに立てるネジなので曲がりにくいキャップスクリューを選びました。
ここも取外ししたりする部分では無いので、ねじ緩み止め防止材を塗布しておきます。
次はリア側。
1.5mmアルミスペーサーを通したネジ(5mm)を下から入れて小ナットで締め付けます。
ここもネジロックを塗布します。
これでATバンパーのベースが完成!
フロント側のキャップスクリューが飛び出していますが、これは後々製作する提灯ユニットと連動させる為です。
今回も最後までお読み頂きありがとうございます!