
ベアリング抜き&圧入方法
ミニ四駆のローラーに圧入されているベアリングを抜いたり、圧入する方法について記事にします。
19mmローラーなどには520ベアリングが圧入されています。
ベアリングは脱脂処理やケミカルチューニングを施す事が多いので、ベアリングの脱着方法を知っておくと便利な事が多いです。
また購入したローラーについているハズレベアリング(ゴリゴリした感触があり回らないベアリング)の交換にも使えます。
治具製作
まずベアリングを取り外すための治具を作ります。
治具といってもミニ四駆パーツを組み合わせただけの簡単なものになります。
*ミニ四駆で非常に良く使われる520ベアリング専用です!
①M2ネジの長さ:25mm以上に大ワッシャーを入れます。
*キャップスクリューを推奨。 十字穴ネジだと力を掛けるため最悪ネジ山潰れます
②VSシャーシ等で使うカウンターギヤを入れます(上写真の向きで)
③アルミスペーサー:6mmをネジに通します
④小ナットを取り付けます。
以上! たったこれだけです!
ベアリング抜き作業
ローラーに圧入されているベアリングを治具使って抜きます。
上写真のようにカウンターギヤにローラーを載せて、6mmアルミスペーサー、小ナットの順に組付けます。
あとはドライバーでネジを固定し、ナットをギューギュー締め付けるだけです。
少し硬いかもしれませんが、その硬いところを抜けるとスッと軽くなります。
するとカウンターギヤの穴に圧入されていたベアリングが抜け落ちています。
ローラーもベアリングが抜けたためブカブカになっており、そのまま抜き取る事が可能です。
とっても簡単にミニ四駆ローラーの圧入ベアリングを取り外せますね!
ベアリング圧入方法
取り外したベアリングをローラーに組み付ける場合も簡単です!
ベアリングを抜いた手順の反対を行うだけです。
ローラーのベアリングが入る穴は微妙にテーパーがついています。
*ローラー上面がテーパー形状になっています
*底面からベアリングを入れるのはNGです
その穴にベアリングを載せて、手で軽くギュっと押し込みます。
それを治具で挟んでギューっと締め付け、
ちょうどよい場所(底面とベアリング面が面一くらい)で締め付けを終われば圧入完了!
今回の記事は知っている方からすれば、なんだぁというような内容となってしまいました。
当ブログで製作過程を紹介したMSフレキマシンは8-9mm2段ローラーを使いましたが、外径13mmや19mmのローラーを使ったミニ四駆マシンも製作していくつもりです。
今後も僕が周りの皆様から教えて頂いたミニ四駆に関連する知っていると便利な小技について記事にしていきたいと思います。
今回も最後までお読み頂きましてありがとうございます!