
ミニ四駆MSフレキシブルマシン製作
フロントアンダーガード製作
今回はMSフレキシブルマシンのアンダーガードを製作します。
ミニ四駆はジャンプ後の着地やコースアウト時、スロープ突入時など色々なシチュエーションで衝突をします。
衝突をするのに一番最初にぶつかるのがフロントになるのでマシン保護の観点からも重要パーツになります。
またアンダーガードの下にブレーキスポンジを貼ってブレーキ効き具合の調整も行います。
僕は普段コースでミニ四駆を走らせる時フロント側のブレーキ調整をメインにしています。
ブレーキスポンジは1mmを貼り付ける事を前提にし、バンクスルーが絶対条件となります。
ミニ四駆コースの中にある坂にはバンクとスロープの2種類があり、
バンクよりスロープの方が坂の角度が急になっています。
バンクではアンダーガードに貼ったブレーキスポンジがコースに触れず、
スロープではブレーキスポンジが触れてブレーキがかかるようにアンダーガードを製作します。
バンクスルーと言ってもタイヤ径や取付位置によって多種多様な組合せがあります。
今回僕が製作するバンクスルーアンダーガードは
MSフレキシブルマシン タイヤ径:25~25.5mm の限定条件です。
使用するパーツは下記。
HGカーボンリヤステー(3mm)
パーツNo.95259 数量:1 定価:1,200円
このアンダーガードだけはカーボン3mm厚なので他パーツでは代用出来ません。
カットラインをタミヤマルチテープで印をつけました。
僕は電動リューターにてカットを行いました。
カットしたのが上の写真です。
ブレーキをしっかり効かせたい方はカットする量を減らして面接を増やすのもありです。
続いて底面をテーパー状に削ります。
僕はヤスリで加工しました。
削る量が結構多いので目が細かいヤスリだととても時間が掛かって大変です。
最初は目の荒いヤスリで何となく形状を作ってから目の細かいヤスリで仕上げると作業効率は上がるはずです。
下写真は側面からみた状態で左側が未加工、右側が加工済みとなります。
3mmの板厚を先端は尖るまでテーパー形状にします。
このテーパー形状がバンクスルーブレーキの役割をし、
逆にスロープではブレーキが効いてくれます。
削り終わった底面からの写真が下になります。
テーパーをつけるスタートラインは左右に伸びる脚部の根元を目安にして下さい。
そして左右ネジ穴は皿ビス加工を施します。
ここの皿ビス加工はミニ四駆本体の底部になるので必須。
出来上がったフロントアンダーガードをミニ四駆本体に固定します。
ここは結構衝撃が掛かるのでステンレス皿ビス10mmで固定しました。
これでバンクスルーのフロントアンダーガードの完成!
このパーツはブレーキを貼る面積を増やしたり、減らしたり、
またテーパー形状の角度を変更したものをいくつか用意しておくとブレーキセッティングの幅が広がります。
ブレーキのセッティングについては今後別記事にしようと思っています。
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。