MSフレキ用減衰ゴム製作

ミニ四駆MSフレキシブルマシン製作

MSフレキ用減衰ゴム製作

 

今回はMSフレキマシン用減衰ゴムの製作となります。

減衰ゴムはとても小さなパーツとなりますが、

とってもとっても重要な役割を果たします。

 

ミニ四駆MSフレキシブルマシンは衝撃を受けた際に

スプリングが縮み衝撃を緩和する動きをします。

確かに衝撃は緩和出来るのですが・・・

縮んだスプリングが今度は復元しようと反発する動きも発生します。

ミニ四駆マシンはコースの地面にタイヤが接地している状態が好ましく

バウンドして跳ねるのは極力避けたいものです。

 

スプリングが復元しようと反発しているところに

スロープ頂上に差し掛かったマシンがジャンプ・・・

こんな最悪な組み合わせが起きたら普段より高くジャンプしてコースアウトする確率が上がってしまいます。

 

ただのサスペンションマシンにするのではなく

減衰ゴムを組み込む事で衝撃はスプリングが縮む事で吸収しつつ

復元する時は

にゅる~っと、ゆっくりと元のポジションに戻す事が出来ます!

イメージ的にはダンパーのような動きです。

 

MSフレキシブルマシンを製作する中で

かなり重要なパーツとなる減衰ゴムの製作についてご紹介します。

 

減衰ゴムの材料となるのは

タミヤAOパーツ 3mmOリング黒(10個入)

パーツNo.84195 定価:100円 数量:1

 

最初に減衰ゴムを製作するための治具を作ります。

キャップスクリューにマルチテープを一周半巻き、アルミスペーサー12mmを通します。

マルチテープを1周半巻くとかなりきついと思いますが、

アルミスペーサーとキャップスクリューを回転させながら奥まで入れます。

このきつさがOリングを削る時に滑ったりせず作業が楽に出来るようになります。

最後にナットを絞め込んで減衰ゴム製作治具の完成!

減衰ゴム作成治具を電動リューターにセット。

Oリングをアルミスペーサーに嵌めます。

 


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治具を回転させながらヤスリを垂直に当てて削って行きます。

あまりヤスリを強く押し当てるとOリングはゴムなので表面が荒れるので少しずつ削りましょう。

ノギスで計測しながら5.1mmにします。

ここで削りが足りず外径が大きいままだと、減衰ゴムがシャーシ内に収まらなかったり減衰効果が出なかったり不具合に繋がってしまいます。

5.1mmになったらデザインナイフを優しく当てて半分にカットします。

複数製作して厚みが近い物同士をペアとして使いましょう。

半分にカットするのは多少慣れが必要になる作業ですが、数個製作すると感覚が分かって貰えると思います。

 

これでMSフレキシブルマシンのキモとなるパーツ・減衰ゴムの完成!

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