
MSシャーシ駆動系・カウンターギヤ
ミニ四駆の中で重要な駆動系!
ミニ四駆マシンを早くするために大変重要になるギヤ回りの駆動系。
今回はカウンターギヤ回りについて、僕が行っている事を記事にします。
まずはカウンターギヤ自体に加工を施します。
下写真の左側が未加工、右側が加工済のカウンターギヤになります。
電動リューターを使って、円錐状に削ります。
その際に注意する点として、黒い未加工部分を少し0.5mm程度残しましょう。
この黒い部分はセンターシャーシと擦れる部分になるため
擦れる面積を少なくし、受ける抵抗を減らすのが目的となります!
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続いてカウンターギヤシャフト。
使うのは
パーツNo.15206 2.0mm中空軽量プロペラシャフト
定価:160円 数量:1
タミヤから販売されているフッ素コーカウンターギヤシャフトでも問題ないのですが、
この中空2.0mmプロペラシャフトの方が若干径が大きいです。
また好きな長さにする事が出来、軽量化にも繋がります。
カウンターギヤシャフトは市販長さが12.9mm。
それを中空プロペラシャフトを13.2mmと若干長めにカットします。
カットには電動リューターを使いました。
0.3mm長くするだけでセンターシャーシ内でシャフトが左右へ暴れなくなります。
センターシャーシを左右にギュっと軽く広げて、グっとシャフトが食い込む感じがベストです。
*あまり長くしすぎるとシャーシが歪み、駆動不良や異音発生の原因となってしまいます。
上写真のようにベアリング抜け止めに絶縁ワッシャーを入れます。
更にマイクロロン処理を施した520ベアリングを入れます!
僕は駆動系ベアリングオイルはサラサラ系ではなく、低粘度オイルを刺しています。
今回のMSフレキシブルマシンには3.7:1のカウンターギヤ(黄色)を搭載してみました。
コース状況などによって、ギヤ比率を変更する事も多いです。
前用と後用で2セット用意します。
これをセンターシャーシに組み込みます。
カウンターギヤシャフトの長さをチェックした時のように、若干センターシャーシを広げてシャフトを奥まで押し込みます。
この状態で電池を入れてスイッチを入れてもカウンターギヤは外れません。
*市販のカウンターギヤシャフトではギヤカバーを嵌めないとギヤが飛んでいってしまいます。
ピニオンギヤとカウンターギヤの隙間を調整して完成!
駆動系の話は小さな小さな事の積み重ねで、地味な内容になってしまいます。
ですが!
効果は大きい部分なので、今後も試行錯誤を繰り返し更なる効率アップを狙います。
今回も最後までお読み頂きましてありがとうございます!