
MSシャーシ駆動系・ピニオンギヤ
ミニ四駆の中でモーター、電池に次いで重要なのが駆動系!
モーターの動力をいかに効率良くタイヤの回転に繋げるかが課題になります。
ミニ四駆では複数ギヤを搭載してマシンが走行しますが、その構成されるギヤ一つ一つがとても重要なパーツになります。
駆動系の話は細かな加工や作業が多い分野ですが、やるのとやらないのでは大きな差となります!
MSシャーシの駆動効率は良い方のシャーシだと言われております。
MSシャーシは・・・
ピニオンギヤ → カウンターギヤ → スパーギヤ の順で伝達されます。
今回はまずピニオンギヤについて記事にします。
使うのは
カーボン強化8Tピニオンギヤ(6個)
パーツNo.15453 定価:160円
モーターのシャフトにそのままピニオンギヤを入れると位置がズレてしまう事が多々あります。
下の写真は何も手を施していないモーターシャフトです。
下写真の赤丸で囲った部分を金属ヤスリでわざと傷をつけます。
そうする事でピニオンギヤを入れた際に摩擦が強くなりずれにくくなります。
写真を拡大しても見難いですね・・・
僕はシャフトがヘアライン仕上げになる程度まで傷をつけています。
傷をつけたモーターシャフトにピニオンギヤを取り付けます。
最初はやや浅めに取り付けた方が位置調整が行いやすいです。
モーターをMSセンターシャーシに固定し、カウンターギヤも取り付けてみます。
カウンターギヤとピニオンギヤの隙間が1mmない位の位置で僕は決めています。
このピニオンギヤはミニ四駆走行中にズレる事がありますので、異音等発生した場合はチェックしてみて下さい。
カウンターギヤにピニオンギヤが触れている状態だとかなり凄い異音が出ます。
MSフレキマシンの駆動については、僕もまだ試行錯誤している段階です。
駆動ロスを極力抑えたいものの、ミニ四駆のフレキシブル化によりどうしても遊びが必要になります。
許容できる遊びを持たせつつ、無駄になる部分をそぎ落としていく研究に励みます。
次回はカウンターギヤについて記事にする予定です。
今回も最後までお読み頂きましてありがとうございます!