
ミニ四駆MSフレキシブルマシン製作
スプリングステーユニット
今回はMSシャーシのセンターとフロント、リアを繋げるスプリングステーユニットの製作です。
使う材料はARシャーシFRPリヤワイドステーを2個になります。
僕はFRP使いましたが、勿論カーボン製でも構いません。
フロント、リヤと2個使い加工内容は同じなので、
2個平行して作業進めましょう。
カットするラインは下写真を参照ください。
僕は電動リューターでカット後ヤスリでカット面を均しました。
カットが終わったらビス穴の皿ビス加工を施します。
タミヤ製皿ビス加工用ビットをセットした電動リューターを使用。
ビス頭が直接コースに触れる部分ではありませんが、シャーシ底面は極力出っ張りが無い方が良いと思います。
ミニ四駆コースに設置される芝はもろに減速ポイントとなるので、少しでも抵抗減らす目的です。
続いてFRPの補強工程。
FRP側面に瞬間接着剤を塗布します。
使う瞬間接着剤は粘度の低いウェーブ・3Sがおススメです。
側面に瞬間接着剤を塗布するとFRP内にスゥーっと染み込み、硬化する事により強度アップします。
FRP全周に瞬間接着剤を塗布し補強します。
このFRP補強はかなり使える手法で、今後も前後ユニット製作過程で高頻度に登場します。
下写真はスプリングステーユニット構成部品です。
ステンレス皿ビス20mmを4本、アルミスペーサー6mmを4コ、ナットを4コ。
アルミスペーサーは真ん中に窪みがあるのはスプリングが引っかかってしまうのでNG。
ステンレス皿ビス2本は5mmカットし15mmに加工します。
僕はペンチでカット後切断面をヤスリで均しました。
(タミヤ製ステンレス皿ビスに15mmがないので…)
15mmはフロント側、20mmはリア側に使います。
まずマルチテープの幅:10mmを2mm細くし、8mm幅にします。
その8mm幅マルチテープを皿ビス根元に1周巻き付けます。
マルチテープ巻くのはアルミスペーサーぐらつき防止目的ですが
1周以上巻くとアルミスペーサーが入らなくなるので注意です。
ステーの皿ビス加工を施した面から皿ビスを通し、
ビスが立ったら6mmアルミスペーサーを通します。
ここでちょっと一工夫!
ナットを入れる前にねじゆるみ止防止剤を塗布します。
この部分はモーター載せ換え作業などでMSシャーシ強化ギヤカバーを外す時に緩みやすい箇所となります。
ゆるみ止防止剤を塗布しておくとナットが緩み難くなります。
乾くまでに結構時間が掛かりますが、慌てず作業進めて下さい(1日くらいは放置推奨)
僕は3M TL42J(中強度タイプ・青)を使用しています。
ホームセンター等で簡単に入手出来、ミニ四駆に役立つのでおススメアイテムです。
ねじゆるみ止防止剤が完全に乾いたのを確認後、六角ナットの角面を削ります。
ナット角6辺はアルミスペーサーより若干大きいのでスプリングが引っかかってしまいます。
角面を慣らす程度で構いません。
僕は電動リューターを使って作業しました。
これでスプリングステーユニットは完成です!