中径ホイール貫通&ハーフタイヤ製作

ミニ四駆MSフレキシブルマシン製作

中径ホーイル貫通&ハーフタイヤ

 

今回製作しているMSフレキシブルマシンに使うホイールとタイヤを製作します。

中径ローハイトホイールにハーフタイヤを選定しました。

 

今回使用するのは

・ローハイトタイヤ&ピンクメッキホイール(5本スポーク)

パーツNo.95333 数量:1 定価:360円

・スーパーハード ローハイトタイヤ(ブラック)

パーツNo.95323 数量:1 定価:260円

・ローフリクション ローハイトタイヤ

パーツNo.95208 数量:1 定価:200円

 

前輪はローフリクションのハーフタイヤ、後輪はスーパーハードのハーフタイヤで行こうと思います。

グリップ弱いというかツルツルのローフリクションタイヤを前輪に履かせカーブで滑らせる狙いです。

後輪もローフリクションを履かせてしまうと前後輪ほぼグリップがなく、減速後の立ち上がりに影響してしまいます。

カーブで早く、マシンが減速したら素早く立ち上がり、低くジャンプをさせる目論見です。

 

ハーフタイヤ(タイヤ幅半分)はグリップを減らすのもありますが、

ジャンプ後の着地で跳ね上がりを緩和させる目的が主になります。

着地時のゴム面積が大きければ大きいほど跳ね上がろうとする力は強くコースアウトの危険が増します。

ハーフタイヤにする事でマシン全体にかかる衝撃は増えてしまいますが、そこはMSフレキシブル機構で受け流すと考えます。

 

あくまで初期構想のため、タイヤやホイールの種類や組合せはコースによって変更する事も多々あります。

今回はベース組合せとして製作を進めます。

ホイールとタイヤの種類や組合せについては後日別記事で紹介したいと考えております。

 

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中径ローハイトホイール加工

ピンクのホイールで加工進めますが、特に理由はございません。

我が家にたまたまストックがあった物を使いました。

付属タイヤはノーマルタイヤなので、今回はホイールのみを使用。

 

まずホイール貫通作業をします。

ホイールシャフトは72mmを使うので貫通させてしまいます。

ミニ四駆は加減速が激しく、ホイールシャフトの接点となるこの部分はダメージを受けていきます。

貫通させる目的はミニ四駆走行中にホイール脱落防止するためです。

 

貫通はピンバイスを使い、ドリル径1.8mm。

ホイールに対し垂直に貫通させるよう慎重に作業しましょう!

4本貫通させた状態が上写真になります。

 

使うホイール種類によってホイールシャフト挿入部はみ出し部が長いものがあります。

これは前輪用と後輪用で分けてホイールが用意されているからで、はみ出し部が長いのが後輪用です。

このまま装着するとトレッド幅(左右タイヤ間の幅)が広くなってしまいます。

せっかくのMSフレキシブルマシンなので前後輪でトレッド幅を揃えたいため

下写真の状態にカットしてしまいます。

当然カットした分、ホイールシャフトを受ける量が減り強度落ちてしまいますが、72mm貫通シャフトを使えば十分実用可能です。

 

ハーフタイヤ加工

中径ローハイトタイヤの幅を半分にします。

僕はなるべく綺麗にカットしたかったので電動リューターを使いました。

芯ブレ少ないシャフトに加工用ホイールを貫通させタイヤを嵌めます。

タイヤを回転させながらデザインナイフを当てて少しずつカットします。

*この作業は回転方向に対し、必ず下からデザインナイフを当てましょう。

*上から当てると刃が欠けた場合自分に飛んできて大変危険です!

*保護メガネをつけて作業する事を推奨します

4本のハーフタイヤが完成!

 

タイヤ組付&径揃え作業

加工したホイールにタイヤ幅の両面テープを貼り付けます。

タイヤを嵌める時にめくれ上がってずれないよう強く押し付けましょう。

両面テープをはったホイールにタイヤを嵌めます。

この際に前輪用と後輪用がある場合は間違わないよう注意しましょう。

軽く嵌めた状態で位置を確認しながら問題なければ、タイヤ面を押し両面テープとよく密着させます。

 

ホイールとタイヤを手作業で嵌め込んだため、見た目は丸く見えても結構歪んでいるものです。

理想は真円ですが、現実的に真円を追い求めるのは無理なので極力歪みのない円を目指します。

電動リューターに芯ブレの少ないホイールシャフトを刺し、今まで作ったタイヤ&ホイールをセットします。

タイヤを回しながらヤスリをあてて直径を小さくしていき、4本のタイヤ径を揃えます。

タイヤ表面の仕上げも重要ポイントなので粗削り後は目の細いやすりへ変更し、最終は2000番程度の紙やすりを使って仕上げましょう。

今回は25.5mmで統一しました。

この作業をやって頂ければ、新品を開封し組みつけただけのタイヤとはかなり差がでるはずです。

タイヤはコースと設置する重要な部品です。

そのタイヤが歪んでいてデコボコだったら、マシン全体を揺らしながら走行しているようなものです。

 

*このままのハーフタイヤではタミヤミニ四駆のレギュレーション違反となってしまいます。

*タイヤ幅は8mm以上なければいけないので直径の小さなダミータイヤを外側に履かせましょう。

 

ミニ四駆は小さな事を組み合わせ、いかにロスを無くしていけるかで速く強いマシンが出来上がると僕は考えております。

タイヤを両面テープで固定し、タイヤ径を揃える作業は比較的簡単に出来るので

まだ実践されていない方にはおすすめします。

 

今回も最後までお読み頂きありがとうございます!

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