ピボット機構付オートトラックバンパー(ATバンパー)製作②

ミニ四駆MSフレキシブルマシン製作

ピボット機構付オートトラックバンパー(ATバンパー)製作②

 

前回に引き続きMSフレキシブルマシンに搭載するピボット機構付オートトラックバンパー(ATバンパー)製作記事です。

左右のローラーを載せて可動する部分になり、今回も写真多めの記事です。

 

使うのは

・FRPフロントワイドステー(フルカウルミニ四駆タイプ)

パーツNo.15472 数量:4 定価:260円

 

まず下写真のように2枚ずつカットします。

カットする場所が異なりますので注意してください。

 

 

小さくカットした4枚について、外側の穴をφ3.7に拡張します。

僕は3.5mmドリル(100均)で拡張後、丸棒ヤスリで仕上げました。

この穴はキャップスクリューの頭が入るので、実際にキャップスクリューが収まるか確認してください。

穴が大きくなり破れてしまったとしても問題ありません。

 

続いてちょっと長めに切った4枚をさらにカット作業を進めます。

カットについては下写真を参照下さい。

写真左側の穴に向かって、左横と下からカットします。

カット面均し作業は、後工程でやるのでまだやらなくて構いません。

 


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今までカットや穴拡張作業を施したFRPを貼り合わせます。

瞬間接着剤で張り合わせるのですが、接着面をヤスリで傷つけておきます。

そうする事で接着強度が上がり剥がれにくくなります。

傷をつけたら適当な長さのビスを3本立てて瞬間接着材を塗布し張り合わせます。

穴位置がずれると使えなくなってしまうため、ビスは3本必ず立てて貼り付け作業を行ってください。

 

張り合わせが終わったら下写真位置の穴を皿ビス加工します。

ここもミニ四駆コースの壁に乗り上げた際に引っかからないようにするため皿ビス加工必須です。

また少しでもコース回帰するように、ミニ四駆が走行時の外側にあたる部分をテーパー形状にします。

FRP2枚分の厚みを使って斜めにヤスリ掛けして仕上げます。

最後に瞬間接着剤:ウェーブ3Sを側面に塗布しFRP強度を上げておきましょう。

 

今度は可動調整作業となります。

皿ビスをさしてATバンパーベースに仮組をします。

ストッパーのアルミスペーサー(キャップスクリュー頭)へスムーズに当たるようヤスリで調整します。

削りすぎると衝撃が掛かる部分だけにガタが出やすくなってしまうので注意です。

感覚としてはスムーズに引っかかり無くストッパーに当たるようになればOKです。

 

全ての加工が終わったのが下写真となります。

右上の細く伸びた部分については幅を狭くしすぎるとローラー組み込んだ際に、左右ローラー幅が広がってしまいます。

ミニ四駆レギュレーション範囲内を超えてしまう可能性もあるので注意が必要です。

 

 

組み立て作業を行っていきます。

使うパーツは

・17mm・19mmローラー用ゴムリングセット(イエロー)

パーツNo.15190 数量:1 定価:100円

*色はお好みで構いません。

 

ATバンパーには普段Oリングを使っているのですが、今回試験的に下記パーツも使ってみました。

・ラバーボディキャッチ(ブルー、レッド)

パーツNo.95393 数量:1 定価:260円

ボディキャッチを使った感じはOリングを捻じって2重にしたものより若干強い感じでした。

ちょっと硬くしたい場合には1個追加する事で対応でき便利なパーツとなりそうです。

 

まずATバンパーのベースにOリングを入れ捻じって2重にします。

そこへローラーベースをぎゅっと押し込みます。

押し込んだ状態が上の写真。

 

穴位置を合わせてステンレス皿ビス10mmを下から入れます。

そこへ3mmOリングを入れ、ロックナットを逆さにして取り付けます。

3mmOリングを入れるのは締め付け過ぎにより可動が阻害されるのを防止するためです。

 

これでオートトラックバンパー(ATバンパー)の完成!

 

今回も最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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